
景気回復の恩恵を受けた大企業を中心に、採用活動が活発化していることに加え、中堅、中小企業においても、若手社員を積極的に採用したいという気運が高まっております。しかしながら、少子高齢化や新卒採用スケジュールの変更等により、各企業は優秀な若手人材の採用に苦労しております。
その結果、一部の大手・人気企業に応募が集中してしまい、それ以外の企業の新卒採用は「応募者が少ない」「辞退されてしまう」等、思惑通りに採用活動が進まず、採用コストも上昇傾向にあると思われます。
また、一部の大手・人気企業に内定の貰えなかった学生が、第2・第3希望の企業へとりあえず入社するケースも散見されます。

一方、各企業は採用した新卒社員の教育、育成に力を入れているものの、右図の様に入社3年以内に退職するケースも見受けられます。
「先輩・上司との軋轢」「キャリアアップが望めない」「残業・拘束時間が長い」等が主な退職理由と言われておりますが、そもそも学生が内定を貰った企業においてどの様なやりがいがあるのかを十分に理解しないまま入社をしていたり、昨今の若手人材が諦めが早く、根気が足りない傾向にある事が、背景にあると思われます。
この様な環境下において企業側は、ある程度の一定の退職者が出る事を想定した上で、採用計画を立案せざるおえない傾向にあるとお聞きしております。
その結果、採用する人数に拘る為、採用基準を下げる事となり、それが更なる早期退職者の増加に繋がってしまうといった、負のスパイラルに陥っている企業もあるとお聞きします。
体育会系学生は一般的に協調性があり、根気強く、行動力に長けていると言われております。
常に上下関係の中で学生時代を過ごしていた為、礼儀礼節がしっかりとしている上、常に実績が求められる世界で生きてきた為、実績を出す事に諦めない傾向があります。また、フェアプレー精神が根底にある為、入社後の不祥事が少ないのも特徴と言われております。
実際に、各企業の採用担当者からは、「体育会系出身者に絞った採用活動をしたい」、「体育会系出身者の新卒枠を別に用意している」、「体育会系出身者が入社後に一番活躍している」といった様な声を多く頂いております。
一方、体育会系学生は全学生の約8%と言われております。毎年約60万人の大学卒業生がいる中、体育会系の卒業生は5万人前後となりますが、体育会系学生の中で、アスリートとして、プロや実業団で競技を続けたり、指導者として関わる、といったこれまでの競技の延長線上の進路に進む学生は一握りであり、殆どの体育会系学生は一般企業へ就職をしております。
しかし、体育会系学生の就職活動は、部活動の優先順位が就職活動よりも高い事が多い為、一般学生と比べて就職活動を行う期間が短く、また、応募する企業数も少ない傾向にあります。
その結果、満足な就職活動が出来ず、先輩やコーチから紹介された企業に入社をしたり、また、業界研究や企業研究が足らず、内定を貰った企業でどの様なやりがいがあるのかを十分に理解しないまま入社をしているケースも多く見られます。
当社では、各大学の就職課・キャリア支援課からの紹介や、WEB等での集客だけで無く、各部活動の先輩やコーチ、各競技団体から紹介頂いた体育会系学生に対し、長期に渡り活躍できる仕事探しを支援する為、必ずお会いし、本気で話をする事を徹底しております。
お会いした際には体育会系学生個々のなりたい将来像を顕在化させ、どの様な道筋でキャリアを構築するかを一緒に考えさせて頂きます。さらに、希望している業界や職種だけでは無く、潜在的に興味があるだろう業界や職種についても深堀りをし、それぞれの業界(企業)でのやりがいやキャリアプラン(実績や展望)を理解頂くまで何度もお会いしております。
体育会系学生には「やりたい仕事が分からない」「どんな業界があるのか分からない」といった就職活動の最初の部分から、内定取得後の行くべき企業の選び方といった就職活動の最後の部分はもちろん、入社後活躍する為のフォローまで、一貫して支援を致します。
また、各企業には公募では伝え難い、各企業の想いや経営ビジョン、3年後、5年後の企業成長イメージを直接伺い、当社が十分理解した上で、体育会系学生個々の目線に合わせて直接お伝えする事により、御社への志望度が高く、長期の活躍が期待できる体育会系学生の採用をお手伝い致します。
当社は、体育会系出身者はもちろん、企業経営、ベンチャー投資、人材ビジネス等、各分野のプロフェッショナルで構成された組織です。
体育会系学生と成長企業や熱い企業との接点を創造することが、当社のサービスのスタートであり、当社を通じて入社した体育会系学生が企業で活躍し続ける事が、当社のサービスのゴールだと考えております。
体育会系学生と企業のコンダクター役になれる様、努力致しますので当社のサービスを是非ご検討ください。